Coordinate Lock(配置ロック)
止まっているときの位置関係の偏り
定義
立っているときや基本姿勢での 重心・骨盤・胸郭・頭 の位置関係が崩れ、動き出す前から 負担がかかりやすい場所が決まってしまう 状態。
A. 横から見た姿勢:代表的な4タイプ
横から見た姿勢は、以下の4つのタイプで整理すると分かりやすいです。
| タイプ | 特徴 | 負担がかかりやすい場所 |
|---|---|---|
| 反り腰タイプ | 腰の反りが強く、骨盤が前に傾いている | 腰、股関節の前側 |
| 猫背タイプ | 背中の丸みが強く、頭が前に出ている | 首、肩、胸まわり |
| 平背タイプ | 腰の反りが少なく、背中が平ら | 股関節、もも裏、背中 |
| ぶら下がりタイプ | 骨盤が前にずれ、体幹が"ぶら下がる"ような姿勢 | 腰、股関節 |
※ここで重要なのは「タイプに当てはめる」ことより、どこに"余裕"がなくなっているかを見つけることです。
B. 正面から見た姿勢:4つの歪みパターン(givers独自分類)
正面から見た 肩の高さ と 骨盤の高さ の左右差を、4つのパターンで整理します。これは診断ではなく、負担が集中しやすいライン/代償が出やすい方向を"仮説化"するための分類です。
| パターン | 特徴 | 示唆されること |
|---|---|---|
| 片側肩上がり | 骨盤は水平だが、肩だけ左右差がある | 肩まわりの筋肉の過緊張、肩甲骨の支え不足 |
| 片側骨盤上がり | 肩は水平だが、骨盤だけ左右差がある | 腰まわりの筋肉の過緊張、お尻の筋肉の支え不足 |
| 台形(ねじれ) | 肩と骨盤が"対角"で上がっている | 歩行や片脚立ちで「斜めに逃げる」動きが出やすい |
| 平行四辺形(側屈) | 肩と骨盤が"同じ側"で上がっている | 片脚立ちで骨盤が崩れやすい、呼吸の偏り |
※左右差があること=悪い、とは限りません。giversでは分類はあくまで仮説として置き、動作テスト→介入→再評価で確認します。
介入の狙い
"配置を再獲得する"。まず止まっているときの位置関係を整え、動き出しの条件を良くします。